un oshi

先日記載した通り、最近は仏検勉強のため様々な記事を読んでいる。特に面白かったのはCambriolage de Louvreだ。いくつかのおすすめ記事や動画があるので貼ってみようと思う。全て悪名高き有料会員にならずとも読める・見られるニュースである。

サッと読むにはやっぱりLe Mondeが読みやすい。

Le Monde : Cambriolage au Louvre : la préjudice des joyaux dérobés évalué à 88 millions d’euros, selon le musée

Le Parisian : Cambriolage au Louvre : la commission d’enquête parlementaire sur le patrimoine mise en pause « pour éviter les doublons »

France 2 : Cambriolage au Louvre : “On a vu quelque chose de très violent”, raconte une surveillante qui a assisté au casse

特にLe Mondeの記事の最後に載っている動画は盗まれた宝石がどれだけ綺麗だったか、がまとめられており、専門家の意見もとても面白い。実際インターポールに登録されたらしいけれど、もうギャングの間で取引が終わっていそうではある..。でもぜひ返して欲しいところ。

ちなみに全ての見出しに出てくるCambriolageはアルセーヌ・ルパンにも使われる強盗や盗みという意味。このニュースで私の脳により定着した。

フランスでは結構国家的なセキュリティ問題となっている。日本に置き換えれば国立美術館にあるゴッホが盗まれた感じで、悲しみと、計画的な犯行に全く役に立たない警備員たちや防げなかったことへの苛立ちがあるように感じる。

そしてXで話題になってたけれど、15歳というカッコ良すぎる探偵さんも出てきた。

Libération : « Élémentaire, mon cher Watson » Braquage du Louvre : l’enquêteur dandy a été identifié, il a 15 ans et vit à Rambouillet.

「初級だよ、ワトソンくん」ルーブルの強盗:ダンディーな探偵が判明した、ランブイエに住む15歳の少年だ。15歳!?となるビジュアルだが、さすが。カッコ良すぎて一瞬恋して失恋した。


そんな面白い記事を読んでいるところで、だんだんと国家予算の問題でフランスが揺れ始め、今は11月13日のテロを追悼する記事が増えている。でもその中で一面にリンクが貼ってあったこの記事が私の心をとらえた。

Le Monde : Agnès Giard, anthropologue : « Au Japon, l’amour virtuel sert de caisse de résonance au malaise de la population »

初めてであれば1ヶ月無料なので、どうかこの記事を翻訳アプリで訳して読んで欲しいと思ってしまう。ずっとなんでこんなに日本は「推し」の国なのか?っていう疑問を抱えていた。Xやインスタでトップオタたちの物質欲求をひたすらに求めた結果の写真を見るだけで推し疲れする毎日だったのだが、そこを少しだけ優しい視点というか、なるほど。と思える視点で考えられるようになった。

この国におけるある種のカウンターカルチャーなのだ、という視点はすごく良い。そして正直その通りなのだと思う。でもこれは日本だけではなく歴史上ギリシャ神話や寓話の時代からも行われてきた、と普遍的なものとして描いていて、よく見ている。と感心する。

彼女が出したばかりの本はビジュアルも含めてとても好きなので、早く日本でも輸入して販売してください・・。

このくらい解像度の高い日本への記事がとても面白い。時々日本を評論するフランスのフランス人は上から目線というか、何もわかっていないと感じることも多いので、このくらい解像度の高い人がいることはありがたいとも感じてしまった。

私もフランスに対してこのくらいの解像度でありたい、と思う。できることは今を知ること、そしていつか現地に行くことだ。かなりの計画を立てて、行きたい。


最後に胸糞だけどどうにかしたい、という気持ちからこのニュースを。フランスでは今動物保護の観点からシャチを水族館に放置している。日本に来る可能性もあったが、あまりにも狭い水族館でしか対応できないらしくフランス政府や国民・日本国民からの反対で頓挫、未だ放置された状態で生きている。このニュースを動画で見た日からずっと心が苦しい。でも何もできない。どうにか1日でも早くこの2匹を助けて欲しい。どうか、どうか。。

そしてYouTubeやニュースなどでもあまりフランスが取り上げないのも政府の闇を感じる。一体何を考えているのか、、フランスの行政も理解できない部分が多い。。